鍼灸療法
積極的に漢方などの東洋医学も取り入れている当院ですが、当院理事長による中国式による鍼灸の施術も行っています。中国式は、管の中から細い針を通す見慣れている日本式の鍼治療とは異なり、針自体も太く、施術で使われる針の本数も多いです。太い分だけ痛みを感じやすいのかと不安な方もいるかもしれませんが、痛みを極力排除して行うことのできる鍼を使用しております。
鍼灸療法は、一般的に肩こり、腰痛、神経痛、関節炎などを中心とした治療と思われがちですが、世界保健機関(WHO)が発表している鍼灸治療の適応疾患49疾患を見ると、婦人科系、呼吸器系、循環器系、消化器系、耳鼻咽喉科系といった疾患などにも有効であることがお分かりになるかと思います。気になる症状がある方は一度ご相談ください。
この治療は、漢方と同様に患者様が訴えるそれぞれの症状や体質の細かい違いを診ながら、お一人お一人に合ったオーダメイド的な医療も可能ですし、西洋医学の病気に応じて投薬を行う治療と併用することも可能です。なお担当は理事長のみとなりますので、ご希望の方は担当医表をご確認ください。
ボトックス注射療法
当院ではしわ取りなどの美容目的ではなく、下記の病気に対しての保険診療を行っています(痙性斜顎頸は扱っておりません)。
- 片側眼瞼けいれん
- 片側顔面けいれん
- (脳卒中後)拘縮
ボトックス療法というのは、ボツリヌス毒素を使用して過剰なけいれんをおさえたり、拘縮した手足の力を和らげたりする治療です。副作用やリスクは低いのですが、効果が3~4ヶ月と限定的であり定期的通院している方もいます。
担当は菊地隆文のみとなりますので、ご希望の方は担当医表をご確認ください。
なお他院での加療からの継続をご希望の方は、使用料と注射部位について紹介状をもらってきていただけるとスムーズに継続できます。