このような症状のときには
- 物の名前が思い出せなくなった
- しまい忘れや置き忘れが多くなった
- 何をする意欲も無くなってきた
- 物事を判断したり理解したりする力が衰えてきた
- 財布やクレジットカードなど、大切な物をよく失くすようになった
- 時間や場所の感覚が不確かになってきた
- 何度も同じことを言ったり、聞いたりする
- 慣れている場所なのに、道に迷った
- 薬の管理ができなくなった
- 以前好きだったことや、趣味に対する興味が薄れた
- 鍋を焦がしたり、水道を閉め忘れたりが目立つようになった
- 料理のレパートリーが極端に減り、同じ料理ばかり作るようになった
- 人柄が変わったように感じられる
- 財布を盗まれたと言って騒ぐことがある
- 映画やドラマの内容を理解できなくなった など
物忘れとは
物忘れは年をとるごとに増えていくものです。その中には、通い慣れているはずの道がわからなくなった、大切な約束を忘れてしまった、同じことを何度も聞くといったことも含まれ、これらが急にできなくなってしまいます。
このような場合でも単に加齢が原因の良性健忘ということ可能性もありますが、軽度認知障害(MCI:健常と認知症の中間段階)の疑いもあり、また認知症の初期段階ということもあります。そのため、物忘れの原因を見定める診断が非常に大切です。当院では「物忘れ」が増えたという方を対象にした脳画像検査や神経神学的検査なども行いますので、お気軽にご相談ください。
物忘れ外来について
物忘れ外来を杏林大学と連携しながら診療しております。(担当医 菊地令子)
各種検査機器(担当 江間言語聴覚士)も導入しましたので、ぜひご相談下さい。
詳しくは受付にお問い合わせください。