肌に使うお薬(湿布薬)

菊地脳神経外科・整形外科のブログをご訪問ありがとうございます。
日に日にあたたかくなり、街中では花々を目にする機会が増えてきました。椿、ハクモクレン、木瓜や二輪草、フキの花も見つけました。

少し厚着をして日向を歩くと、汗ばむ陽気にもなってきました。
汗による皮膚かぶれも増え始める季節です。

さて、本日は肌に使うお薬(湿布薬)についての話題です。

皆さまは日常的に湿布薬をお使いでしょうか。
当院では「貼るタイプの湿布」と「塗るタイプの湿布薬」の2種類の処方をおこなっています。

どちらのタイプを処方するかは、医師が様々な要因を考慮して決めています。

まずは、患者さまの既往歴。これまでのご病気やお怪我、その際に処方されたお薬などを見て、どのようなタイプがお体に合うのかを考えます。

また、乾燥やかぶれ、肌の弱さ、など皮膚の状態にも配慮が必要です。
さらに、温めた方が良いか、冷やした方が良いのか。

他にも、患者さまがどのような生活をされているのか、でも変わります。よく動かれる方、水仕事が多い方、など生活に合ったタイプを選ぶことも大切です。

“(背中まで)手が届かずきれいに貼れない”、“かぶれてつらい”など、湿布についてお困りのことがございましたら、お気軽に医師までご相談下さい。